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GRAPES & WINE COLOR & PATTERN 
TIMELESS BEAUTY

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BEAUTY of COLORS
INSPIRTIONS

自然の恵み ワインのカラーパレットを讃えて

「ワインレッド」(#932E44)とは、赤ワインのように濃い紫みの赤のことを指します。

ワインが産地によって味も香りも色も異なるように色名にもワインに由来してバリエーションがあります。

「バーガンディー」(#561620)はワインレッドより暗い紫みの赤色。フランス東部のブルゴーニュ地方で作られる赤ワインをバーガンディーと呼び、ワインの王様として知られています。バーガンディーはブルゴーニュの英語表現です。

COLORSof
WINE

ワインカラーの豊かなバリエーション

「ボルドー」(#600F18)はごく暗い赤色。フランス南西部ボルドーで作られる赤ワインをボルドーといい、こちらはワインの女王と言われています。

 

フランスにはワインを由来とした色名が沢山あり、「ボルドー」より濃い色を「ボルドー・フォンセ」(#711A3C)、明るい色を「ボルドー・クレール」(#8D114A)と呼び、色の微妙な違いをとらえています。

ワインの国フランスほどのバリエーションはないものの、日本の色名では「葡萄酒色」(#7B3746)があります。

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PATTERN of 
GRAPES

世界を魅了する​葡萄の美を讃えて

 

人々を魅了するワイン、そしてワインの色彩を生み出す葡萄そのものの美しさにも、古代から人々は心惹かれてきました。

古代エジプトや古代ギリシャ、ローマでは葡萄は豊饒と祝祭を意味し、「聖なる果物」とされました。葡萄の蔦を唐草のようにデザインした葡萄唐草文様が当時の壁画や建築物に見られます。その後、古代ペルシャで文様は仏教美術と結びつき、仏教彫刻でも文様が見られるようになります。中国にも仏教とともに伝えられ、鏡の装飾などで文様が見られます。日本では奈良時代に中国から文様が伝えられ、平安時代から栽培が始まったと言われています。

TIMELESS

時を超え、海を超える葡萄の美

室町時代から江戸時代には葡萄とリスを組み合わせた葡萄栗鼠(ぶどうりす)文様があらわされるようになり、着物などに取り入れられるようになりました。葡萄栗鼠文様は、日本の文様としてヨーロッパでも人気を誇っています。

 

自然の恵みの葡萄、そしてワイン。葡萄の形そのものの美しさ。そして色彩としての美しさ。葡萄から始まる美の味わいは、時を超えて、海を越えて、人々を魅了し続けています。

 

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